第78回 応用物理学会東北支部 学術講演会 開催報告
2023年12月6日(水)・12月7日(木) 岩手県盛岡市アイーナいわて県民情報交流センターおよびオンラインにて2023年応用物理学会東北支部 第78回学術講演会が開催されました。今年度は放射線、光・フォトニクス、薄膜・表面、ビーム応用、プラズマエレクトロニクス、応用物性、スピントロニクス・マグネティクス、超伝導、有機分子・バイオエレクトロニクス、半導体、結晶工学、非晶質・微結晶、ナノカーボン、および応用物理一般のセッションが設けられ、合計71件の発表がありました。
また、講演会後には2023年度 応用物理学会東北支部総会が開催され、東北支部役員より今年度の事業報告や翌年度の事業計画などが報告されました。
また、今年度は応用物理学会と関連性の強い分野である半導体関連産業の最近の技術動向や将来展望、東北地域の位置づけ、企業でのキャリアパスなどを岩手県にゆかりのある企業の方から学ぶ特別講演を企画し、株式会社ジャパンセミコンダクター岩手事業所 菅原 英次様にご講演頂きました。
12月6日の講演会後には、4年ぶりの懇親会を開催しました。懇親会に併せて、本年度の応用物理学会東北支部貢献賞を受賞した尾辻泰一 氏(東北大学)と倉林徹 氏(放送大学、元秋田大学)の授賞式を行いました。また、本年度は、コロナ禍においてリフレッシュ理科教室の企画・開催に尽力された小野寺敏行 氏(東北工業大学)と阿部貴美 氏(岩手大学)に対して支部貢献特別賞を特別に設けその功績を称えました。
支部貢献賞および支部貢献特別賞の授賞式
倉林徹氏(左写真)と小野寺敏行氏(右写真)および百生支部長